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身近な地震体験記 ~ 福島の養護施設に行ってみて

2011年4月12日 身近な地震体験記     福島養護施設

□福島第一原発から5キロ圏内にある重度知的障害者施設「東洋学園」の子どもや大人のひとたち200人が避難先を転々とし、ストレスと疲れから限界状態―という朝日新聞の記事を読んで、3ヵ所目という避難先に行ってきました。

□僕がソックス500足を持って訪れたのは福島県田村市にある社会福祉法人、福島県福祉事業協会 障がい者多機能型事業所「たむら」の避難所です。山の中にあり、グリーンの屋根と玄関の屋根が小さなアーチ型をしています。もともと定員40人の施設で、20畳ほどの2部屋と小体育館に191人の障がいをもった子どもたちが雑魚寝していました。ただでさえ安定した状態でないと大変なのに、夜も昼も身動きが取れない状態では子どもたちだけでなく、世話する職員の方も大変です。

福島福祉事業協会


□東洋学園は福島第1原発と第2原発の間にあったため、地震発生の翌日の(3月)12日に川内村にある施設に移ったところ、政府の避難指示範囲が広がったため、夜中に再び移動、川内村の小学校体育館に着き、他の避難民と一緒に一晩過ごしました。ところが環境の変化から大きな声を出したり、落ち着きを失ったりする子どもが相次いで、仕方なく、翌13日、同学園の所有する通所施設に移ったのでした。

□職員の方たちは全員が疲れきった表情で、顔を見るのもつらくなってしまうありさまです。この避難場所は児童がほとんどで更に大変です。
□ソックスを500足ほど持っていったのですが、すごく喜んでくれました。みんなの喜ぶ顔を見て僕も行って良かったと思いました。「これからまだまだ長い苦労が続ので、頑張らなくては」と言っていましたが、その声は正直言って疲れ切っており、元気はありませんでした。

□帰り際に、5人くらいの人たちと近くを一緒に散歩しましたが、なんだかスペシャルオリンピックスの最初のころを思い出し、行って本当に良かったと思います。
これからも別の避難所にソックスを持っていくことを続けたいと追っています。
□今回行く前はスペシャルオリンピックスの仲間で一日でもスポーツをみんなと出来ればと考えていたのですが、あの職員の方々の顔を見ていたら、まだまだそんな余裕はなさそうです。でも、もう少し余裕が出来てきたら、ぜひ皆さんでスポーツを一日楽しみに行きませんか。みなさんも楽しいし、職員の方も数時間でも楽になると思います。

□物資はお店が開店し出したので何とかなるようになったそうですが、原発で戻る所が無くメドもたっていない現状で191人の子どもたちと生活していくのは本当に大変なことだと思いました。僕が到着したのが2時頃でしたが、子どもたちの親はいませんでした。みなさんそれぞれ大変なのだと思います。

□そうそう、ちょうど帰る途中に大きな地震がありましたし、原発だけでなく地震そのものの脅威も残っています。いずれにしても、この避難所だけでなく、宮城、岩手などの障がいのある人たちの避難施設はどうなっているのでしょうね。出来れば次回はそちらの避難施設にソックスを持っていこうかと思っています。

□福島の町中のガソリンスタンドの電光掲示板には今現在の放射線数値が表示されており、地元の不安は東京都とは違って身近なことだと実感させられました。常磐道の那珂あたりから80km制限となっていて、なぜかと思ったのですが、高速道路が大きく上下にうねっている箇所が本当にたくさんあり、10ケ所ほどは大きな段差がある状態です。初め120km位で走っていたら大きくジャンプしてハンドルを取られヒヤットしました。ヒビが入ったところは修理されているのですが、このうねりは修理しようが無いのではないかと思います。

□帰りに津波の被災地を回ってきましたが、あまりのすざまじさに言葉もありませんでした。大きな支援は政府が取り組み、中くらいの支援は色々な組織がやることですので、僕はちっぽけなことしか出来ませんが、今後ともスペシャルオリンピックスに限らず、知的障がいのある方々へ絞っての応援をしていきたいと思います。
□今焦って何かをしなければと言うより、長く出来ることをしていきたいと思っています。変な話ですが、地元のスーパーに入ったところ、福島産の牛乳が95円で本数制限なし、レタス大きいのが55円で売っていました。他県へ販売できない畜産、農業のつらいところが見られました。先ずは報告まで。

追伸  14日(木)午後8時からNHK教育テレビの福祉ネットワークでこの子どもたちの状況が放映されるかもしれません。

(報告)スポーツソックスメーカー、田川正一('70理物)
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