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20周年記念事業「特別講演会」も好評!

世界が注目する日本のアニメーション

第20回マスコミソフィア会総会に続き、20周年記念事業の最初のイベントとして『特別講演会「世界が注目!日本のアニメーション」』が同ホールで14時より開催された。司会は(株)WOWOW常務取締役の黒水則顕氏(1978文新)。世界で放映されるアニメーションの約6割が日本製とされる昨今、果たしてアニメの世界潮流としての真実はどこにあるのかを3人の専門パネリストからさまざまな角度から探った。(事前紹介についてはここをご覧ください)

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黒水則顕氏
山口康男氏

最初のパネリストは日本動画協会専務理事でもあり、東映アニメ研究所元所長の「日本アニメの伝道師」こと山口康男さん。彼からは「アニメーションの源流と現状」と題して、アニメーションの分担作業が、当事フォード社で行われていた自動車の組み立て工程を模倣し、ディズニーがそれを具現化して始まったということや、現在毎週100本近いアニメが制作されているがその8割は現在、中国のアニメ制作会社が受託していることなどを聞かせてくれた。


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渡辺さん

続いて、長年にわたってNHK衛星映画劇場支配人を務めている渡辺俊雄(1972文英)さんからは、映画人の立場から「世界の映像ソフトから見た日本のアニメーション」と題して講演をいただいた。2006年度には日本では417本の映画作品が上映されたそうだが、なんとその半数がアニメ、または漫画が原作のものだと言う。にもかかわらず、映画賞を受賞したアニメの歴史は浅く、1984年の「風の谷のナウシカ」が初めてキネマ旬報賞を受賞し、その芸術性が認められたのが最初だそうだ。ただ、その後の映画興行収益の年間No1作品を紐解けば、やはり半分近くがアニメになっているということで、その根強さやグローバル性が伺える。フランスは空前の漫画ブームだそうで、漫画の単行本が一冊1700円もするそうだ。


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橋本昌嗣さん

そして最後はアニメの技術的な観点から日本SGI(株)高度ビジュアルメディア開発部長の橋本昌嗣(上智大学非常勤講師)さんが登場。(予定の和泉法夫さんは海外出張のため急遽橋本さんに代行)映画スターウォーズを見て、あれはどうやっているのかと疑問を持ったことがきっかけで、当時この会社にしかなかったCG専用のコンピュータに魅せられて入社し、CG技術一筋で開発をされてきたことを話すと共に、現在の最先端CG技術の「粒子法流体解析」のデモンストレーションを紹介いただいた。 (粒子法流体解析についてはここをご覧ください)

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パネルディスカッション

お三方が揃ったところで、司会の黒水さんも加わってのパネルディスカッション。ここではアニメ業界でも人材育成、特にプロデューサーの育成がとても重要な課題になっていること、そのための策も多方面にわたって活動が始まっていることなどが議論された。即ち海外で漫画がもてはやされているとは言え楽観視は出来ない、なぜならよい作品を育てない限りすぐにそのブームも去ってしまう、良い作品を作る技術力とプロデューサー能力を育てることがこれからの業界の未来を作ることになる、ということで4人の意見が一致したことろで丁度時間となり、20周年事業の最初のイベントも成功裏に終了した。
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