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井上ひさし氏講演会:爆笑の中に厳しい問題提起

井上ひさし氏講演会「今、マスコミに求められている真実とは」(速報)

inoue_kouenkai 2007年10月27日(土)14時 東京内幸町・日本プレスセンターホールにてマスコミソフィア会創立20周年記念事業第2弾「井上ひさし氏講演会『今、マスコミに求められている真実とは』」が会員250名余を集めて開催された。
磯浦康二(1957文新)幹事長より開会の挨拶。マスコミソフィア会創立20周年記念事業として、5月に行った「特別講演会『世界が注目する日本のアニメ』」に次いで今回が第2弾。第4の権力と言われるマスコミが今どうあるべきかを我らの同窓である井上ひさし氏に大いに語っていただくと主旨が述べられた。四権(しけん)とは、立法 (政)・行政 (官)・司法 (裁)・報道 (報)。報道はその他の3権を監視する使命があると言われているが、今のマスコミは残りの3権を監視するために「真実」を本当に報道しているのだろうか・・

inoue071027_1 井上氏は講演の前半で、身近な話題を例に、爆笑を連発させながら現在のマスコミに課せられたいくつかの問題提起をされた。 「横綱朝青龍の巡業休場中のサッカー出場事件」「ミートホープの偽装牛肉ミンチ事件」「亀田一家の反則指示事件」などなどどれもマスコミは「真実の一部」だけを伝えている。国民もその「真実の一部」だけで満足してしまっている。今の国民はその「真実の一部」から新たな「真相」を考えることをやめてしまっている。そのことを認識するべきなのではないか。即ち国民に「本当の真実」を考える「時間=様々な問題提起」を提供することがマスコミの役割なのではないかと説いた。


inoue071027_3 後半では、その原因とも言えることに「安易な言葉」の問題があるということから始まった。 井上氏はそれを「プラスチックワード=つるつる言葉」と称した。どうにでも取れる言葉の氾濫。例えば「発展」や「近代化」「情報」などなど、意味が曖昧でプラスチックのように変幻自在に形を変え、手軽な言葉としてメディアや政治家の演説に盛んに使われる。そんなプラスチックワードは絶対許してはならない姿勢が求められているのではないか。ゆえにマスコミは現在、とても厳しい条件が課せられていることを認識すべきである。そんな中で「日本国憲法」の前文は全世界の60%の国の「非核化条約」等に引用されているほど世界が認めた「真実を現わす言葉」が並んでいるそうだ。

inoue071027_2 最後に井上氏は「真実とは人を殺すなということだ」と言い、マスコミはそんな憲法に恥じない「言葉」を使って「尊い真実」を封じ込めることのないよう心がけるべきだと締めくくった。 次回20周年記念事業第3弾は、2008年5月に横浜・日本新聞博物館で予定される「取材現場で亡くなった報道人の遺品・写真展」(詳しくはここをご覧ください)となっている。
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