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紀尾井の森カルチャー倶楽部 第12回:自殺を減らした男を密着取材、見えたこと。

好評を博しているマスコミソフィア会主催の文化活動「紀尾井の森カルチャー倶楽部」の第十二回目は、朝日新聞・教育総合本部で社会記者をされる中村智志さん(1987文新)をお迎えして、10月に出版された「あなたを自殺させない」(新潮社)の取材を通じて経験した貴重な体験談をご披露いただきます。

中村智志
中村智志さん

日本の自殺者は、1998年に一挙に8千人以上増えて3万人を超えた。 近年、3万人を割り込んだものの、OECD加盟国では韓国に次いで自殺率が高い。98年に増えた自殺の多くは、経済事由・経営者の自殺、バブル経済崩壊の景気悪化、銀行の貸し渋り、貸し剝が原因だった・・・。

中村さんはその一つの答えをNPO法人「蜘蛛の糸」を運営する佐藤久男さんから得ることになります。

佐藤さんは、秋田県で経営していた不動産会社が2000年に倒産。その前後、自身のうつ病や死の誘惑に苦しんだそうです。そんなとき、仲間の社長が谷底に飛び込み自殺。雇用、納税、流通、街の活性化など、日頃から幅広い貢献活動で地域を支える中小企業経営者が、なぜ命を償われなければならないのか。

佐藤さんは2002年、一念発起してNPO法人「蜘蛛の糸」を立ち上げます。経営者の自殺対策を掲げるNPOは類例がなく、全国から相談が相次いだそうです。これを立ち上げたことで11年後の2013年には、秋田県の経営者の自殺はピークの3分の1に減りました。自殺者全体でも半数ほどに減らすことが出来ました。今ではこの民間団体、大学、行政が連携する秋田の自殺対策活動が全国のモデルにまでなってるそうです。

今回は、中村さんの取材から得た「自殺を減らす方法とは?」余すことなく語っていただきます。ぜひ多くのみなさんに聞いていただければと思います。

参加ご希望の方は下記アドレス のマスコミ・ソフィア会にメール、またはソフィア会内マスコミ・ソフィア会あてFAXでお申し込み下さい。
info@cumsophia.jp

■第十二回紀尾井の森カルチャー倶楽部
日時:2015年1月28日(水)18:30~20:00
演目:自殺を減らした男を密着取材、見えたこと。
講師:中村智志さん(1987文新) 
   朝日新聞記者 教育総合本部勤務
会費:会員1,000円 非会員2,000円 学生 500円
場所:四ツ谷上智大学構内12号館1F ソフィアンズ・クラブ(下記に地図)
   〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
   上智大学12号館特別室(Tel 03-3238-3041)
※講演後に懇親会(1時間程度)を予定しております。
※マスコミ・ソフィア会会員には、年会費4000円をお納めいただければどなたでもなれます。
   
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上智大学ソフィア会内:FAX:03-3238-3028(マスコミ・ソフィア会宛で)
ソフィア会HP:http://www.sophiakai.gr.jp/club/index.html


(中村智志さん略歴)
1964年東京都生まれ。1987年上智大学文学部新聞学科卒。 同年、朝日新聞社入社。アサヒグラフ編集部、ASAHIパソコン編集 部、東京本社社会部、週刊朝日編集部などを経て2011年より教育 総合本部員。著書に『段ボールハウスで見る夢』(草思社。講談社ノ ンフィクション賞受賞)、『新宿ホームレスの歌』(朝日新聞社、聞き書 きの共著)、『大いなる看取り』(新潮社、山田洋次監督「おとうと」の 参考書籍)がある。最新刊が『あなたを自殺させない』(新潮社)。

あなたを自殺させない: 命の相談所「蜘蛛の糸」佐藤久男の闘いあなたを自殺させない: 命の相談所「蜘蛛の糸」佐藤久男の闘い
中村 智志

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