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ソフィアンの書いた本_会報67号

■相も変わらず きりきり舞い
諸田玲子著(76文英・第9回コムソフィア賞受賞)


相も変わらず きりきり舞い相も変わらず きりきり舞い
諸田 玲子

光文社 2014-02-19
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小町娘と評判の主人公舞は十返舎一九の娘。なぜか父や葛飾北斎の娘のお栄ら、奇人変人たちの大騒動の後始末ばかり。恋を邪魔され、縁談は壊され、いつも唱えるまじないは「奇人気まぐれ、きりきり舞い!」。諸田さん好評シリーズ作品。また小説『きりきり舞い』は、明治座で4月6日~26日まで田中麗奈さん主演により舞台公演された。

■反原発へのいやがらせ全記録―原子力ムラの品性を嗤う
鮎川ゆりか氏(71外英)推薦


反原発へのいやがらせ全記録――原子力ムラの品性を嗤う反原発へのいやがらせ全記録――原子力ムラの品性を嗤う
海渡 雄一

明石書店 2014-01-24
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民主国家といわれる日本で行われていた、いや今も進行している市民へのいやがらせの実状を知っていますか。なぜ民主主義の根幹である言論弾圧という事実があまり報道されずにいるのか。この本には、反原発運動に対する無形・有形の圧力(いやがらせ)の記録が纏められている。まさかと思うが手紙・葉書・請求書などの証拠写真を見ると事実であることがわかる。第21回コムソフィア賞受賞の鮎川ゆりかさん(71外英)は、大量のおぞましい郵便物が送られてきた経験を記載しているが戦慄を覚える。


■ファインダー越しの3.11
安田菜津紀共著(10総教・第24回コムソフィア賞濱口賞受賞)


ファインダー越しの3.11ファインダー越しの3.11
安田 菜津紀 渋谷 敦志 佐藤 慧

原書房 2011-12-01
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3.11が風化しつつあるといわれているが、未曽有の大震災を「ファインだー越し」に心でしっかり記録している。その被災者を見る目は直截的で澄んでいて、とてもやさしい。震災地で自問する。「なぜ写真なのか? 何のため、誰のため?」写真を通して何ができるかを。実存主義的哲学者J.サルトルはベトナム戦争時に「飢える子どもの前に文学は何ができるか?」と問うた。文学の代りに写真と置き替えられる。写真は被写体の心に届く1枚が大切なのだと。本書は若きフォトジャーナリストの成長の記録でもある。
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