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新井満さん「千の風になって」独演会に拍手喝采!

「千の風になって」独演会

新井満独演会 コムソフィア賞授賞式に次いで、新井満さんが壇上に上がり「千の風になって」にまつわるエピソードを披露。 そもそもこの楽曲を作るに当たっては、新井さんの出身地でもある新潟市の知人家族から始まったそうだ。 その知人の奥様は48歳という若さで乳がんで亡くなった。残された家族に新井さんはどんな言葉をかけて良いか悩んでいた。彼女は学校給食を良くする運動から原発反対運動にいたるまで、農業、食物、教育、環境、平和といった様々な分野で“いのちを守ろう”と呼びかける社会貢献活動のリーダーでもあったそうだ。




英語詩「a thousand winds」の意味・・・

新井満3 その1年後に送られてきた彼女の追悼文集があった。彼女を慕う多くの仲間達が寄稿していたが、その中に紹介されていた作者不詳の奇妙な英語詩があった。それが「千の風になって」の元になっているわずか12行の英語詩「a thousand winds」だった。 この詩の主人公は「風」なのではないか、「風」とは「死者」すなわち死んだ者が書いたという設定の類まれな詩だと悟ったそうだ。自分は死んだけれど、今は風に生まれ変わって元気にしている、だから、そう嘆き悲しまないでほしい・・・。それは奥さんからのメッセージそのもの・・・。これを翻訳して残された知人やその家族に伝えよう・・・。そう思った新井さんは2000年、北海道の大沼の湖畔にある山小屋で訳詞をし、詩人で友人でもある谷川俊太郎氏の御子息の谷川賢作氏に伴奏をつけてもらいプライベート盤CDとして「千の風になって」が完成した。その30枚のプライベート盤CDの1枚をご遺族の娘さんに贈り、その後、機会あるごとに知人に配り終え、この訳詞のお役目も終わったと思っていたころ、たまたま、朝日新聞の「天声人語」にこの訳詞が取り上げられた。それがきっかけとなって「千の風になって」は世の中に流布されていった。

千の風になってが大ヒット!

新井満2 CDを作りなおし、写真集も出し、映画やドラマにもなり、「千の風」というお酒やお香まで出す傍ら、この4月には北海道の大沼には「千の風」モニュメントも完成した。そんな中この詩をカバーしたいという歌手からの依頼も多数に渡った。一昨年にカバーしたテノール歌手の秋川雅史さんが紅白歌合戦にも登場する大ヒットを記録し、記録的な「千の風」ブームとなった。そんな活動から得た莫大な著作料を手中にしたとき、新井さんは悟ったそうだ。これは知人の奥さんからの「いのちのバトンタッチ」なのだと・・・。死は終わりではなく再生してゆくのだと・・・。現在新井さんは「千の風基金」を設置し、この収益を社会貢献に活用しているということである。 そんなエピソードをはさみながら、新井さんは「千の風になって」の朗読、独唱、そして最後は、知人の娘さんの結婚式で娘さんが父親に宛てたという「千の風」メッセージを披露。涙と感動の拍手喝采で会場を包み込む、熱い熱い独演会となった。
【参考】日本酒・千の風ホームページ:http://www.miyasake.com/sennokaze.htm
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