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我謝京子監督「3.11:ここに生きる―In The Moment」特別上映会開催

世界各国から上映依頼殺到!!
東日本大震災ドキュメンタリー映画
「3.11:ここに生きる―In The Moment」(我謝京子監督)特別上映会開催

 
先月9月20日(木)、第22回コムソフィア賞受賞者の我謝京子さん(1987外西・ロイター記者)監督作品ドキュメンタリー映画「3.11:ここに生きる―In The Moment」(LaLaTV制作)の東京特別上映会が開催されました。会場の青山「東京ウイメンズ・プラザホール」は、ほぼ満席(171名)でした。

我謝さん上映会正面20120920
上映会場での我謝京子さん

上映に先だって、我謝さんが登壇し、1分間の黙とうの後「この映画はすでにカナダ、韓国、フランス、台湾などで上映され、来週はカナダ・カルガリー国際映画祭、来月はイタリア・アジア映画祭でも上映が決まっています。今、世界中から上映の引き合いが来ています。そして、皆さんご自分の人生と比べてご覧下さい」と述べられ、上映会が始まりました。

▼被災女性へのインタビュー構成による胸迫る作品

 映画は、冒頭、激しく揺れる地震と津波のすさまじい光景が映し出され、改めて息を呑む思いがしました。そして、震災後毎日を懸命に生きていく女性たちの今の思いが語られていきます。震災から4カ月を過ぎた2011年7月、気仙沼から始まり、南三陸、石巻、福島、郡山、相馬、釜石、陸前高田、仙台などで出会った女性たちは、津波の爪跡の残るがれきの上で語り続けます。

 この作品は、6月30日のマスコミ・ソフィア会総会の記念講演会でも、約5分のトレーラーが紹介されています。東日本大震災が起きた時のシーンをずっと映し、ナレーションは一切入れない。我謝監督自身がこだわった点について、お話を伺いましたが、改めて本編を見ると、一人ひとりへの取材や、場面が丁寧に、淡々と撮られていて、その当時の恐怖、悲しみが逆に際立ってきました。それは、画面やインタビューをポイントだけにしぼった編集や取材の音声もきれいに入っていることなど、細部へのこだわりのようでした。ナレーションなしで本人たちの肉声で語られる言葉が、胸に迫り、本当にすばらしい作品となっていました。

我謝さん上映会場20120920
上映会場の様子

▼今、この瞬間に生きることを問う

 映画終了後、我謝監督から登場人物、制作現場、上映会でのエピソードが紹介されました。

「私達はだれも3.11の震災や、9.11の同時多発テロの時代の前には戻ることはできません。この1分後、1時間後のこともわからない中、人間として何ができるのか考えると、今この瞬間をどうやって自分が生きようかということだけは、自分逹で決められることだと皆さんおっしゃるので、この映画のタイトルも『In the moment・今、この瞬間をどうやって生きるか』というタイトルにしました。また『3.11ここに生きる』という日本語のタイトルには、東北地方だけのことだけではなくこの今この時間を共有する世界に生きるという意味も込めました。

 そして、その思いが伝わったのか、今、自分でも驚くほど、世界各国から上映の引き合いが来ています。カナダの上映会では交通事故で大けがをした女性が前向きになったというエピソードがあり、世界中で、この映画を通して多くの人を励ましているということを実感しました。さまざまな出会いもあり、映画の女神さまがいるかのように大きな力に動かされてこの映画はできたと思います。」


と語られました。また、

「東日本大震災の復興支援は、人それぞれですが、自分は映画で記録することで行いたいと思います。それには、継続取材が大切なので、ホームページへ感想や登場人物へメッセージがあれば投稿してほしいです。そして、5年、10年後まで、第3弾、第4弾の作品を撮り続けたいと思っています」


と抱負を述べた。また被災者支援活動であるタオルの象人形「まけないぞう」の販売が今年になってから縮小しているので、さらなる協力を訴えられました。

▼映画制作の原点は9.11

 最後に退出時間が迫る中、若い女性らの質問に答えて下さいました。

「自分に9.11の体験がなければこの映画は異なる内容になっていたと思います。とても良い内容のインタビューが引き出せましたが、それは、9.11の被災体験を相手に話したからです。実はインタビューされている側の人に、取材をしている側は、見られていて、自分のことをさらけ出して、真摯に相手に向き合わないと、本音は引き出せません。経験不足や若いから等の理由とは思いません。」


 また、我謝さんは、自分の取材する時に心がけていることとして「記者の仕事は意見を押し付けるのではなく記録して紹介し、『視聴者のあなたはどう思うのか』という立場を守っている。だから今回の映画ではナレーションは入れず、ひとり一人の鑑賞者の判断に任せている」とも語りました。

▼山田の映画感想

「これが現実に起きたことだ」という残酷な真実が、東北各地の景色や登場人物のさりげない会話から、ひしひしと伝わってくる。テレビニュースで見ているはずの原発の様子や津波の画像が、もっと長い時間映され、普段は穏やかな自然が急に狂ったように襲いかかってくる恐怖を感じた。福島の被災者の「放射能を計測するということが普段の生活に加わっただけ」という言葉がとても重かったが、前を向いて生きていこうという女性逹の力強さにエネルギーをもらい、自分自身が励まされました。


▼最後に

上智大学でも上映が予定されています。詳しくは下記をチェック!

映画のホームページ
http://311moment.jp/en
Facebook公式サイト
http://www.facebook.com/pages/311In-The-Moment/313413942079461

こちらでは、登場人物へのメッセージや映画の感想を受け付けているので、ご覧になった方は是非投稿くださいとのこと。東日本大震災のことを風化させないために、寄付のためのサイトも開設予定だそうです。

取材レポート:向山肇夫('63法法)、磯浦康二('57文新)、山田洋子('77外独)
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