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三水会9月講演会「一休.comが成功するまで」森正文氏

■講演テーマ:「一休.comが成功するまで」
■講師:株式会社一休 代表取締役
    森 正文氏('86法法)
■日時:2012年9月19日(木)18時30分~21時
■場所:ソフィアンズクラブにて
■参加者数:40人

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森 正文氏


▼順調だったサラリーマン人生から・・

三水会9月の講演会では、高級ホテル・高級旅館に特化した宿泊予約サイト「一休.com」をはじめとするネットサービスで年商約37億円(2011年度)を売り上げる森正文代表取締役('86法法)に、その成功の裏側について話を伺った。

飯田橋にあるカトリック系の暁星高等学校からストレートで上智大学に入学。サークルにも入らず、ただひたすらぶらぶらしながら四ツ谷生活を過ごす。就職もその流れで、文系1位人気の日本生命保険相互会社に。友人から「こんなに給料が高くてラクな会社はない」と聞いて入社されたという森氏。

2年くらいでサラリーマンに飽きたなと思った頃に、バブル寸前の好景気で、米国リーマン・ブラザーズ投資顧問へ、MBAの勉強がてら派遣で行って来いということになり、NYに駐在。上智出身ということで英語は堪能だと思われての渡米だったが、相当英語には苦労されたそうだ。

その後1年半くらいで日本に帰国。米国での悪戦苦闘が功を奏し評価され、本社中樞に配属となるが、数年後30歳のときにC型肝炎を患い、これが起業を考える大きなきっかけとなったという。

このとき、その時までに稼いだ約3000万円の貯金を投資で大損したことや父親が若くして亡くなったことなども思い出し、残りのお金が残りの人生のように思え、安泰に見えるサラリーマン生活から脱して何かを考えねばならないと起業の心に火がついたという。

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会場の模様



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会場の模様



▼起業したものの何をするか思い悩む・・・

98年に日生を退社し、会社を設立。36歳のときだったそうだ。しかし事業内容が定まらず仕事がない時期が半年くらい続いたそうだ。その間、一緒に日生を早期退職でやめて事務をお願いしていたおばさんは、ヒマな昼間にパートして会社の売上にしてくれた。そして「せっかく会社を起こしたんだから好きなことをやってみなさい」と言われたときは涙が出たという。

これがある意味きっかけで、頭で考えることをやめ、オークションサイトを思いついたという。これが現在の一休の前身。元同僚やら友人らから資金集めをして再び約3000万円を集め、オンラインオークションを始めることとなった。

そんな中、帰宅途中のタクシーの中からホテルの窓の灯を見て「ホテルの空き部屋は究極の在庫だ」と思ったそうだ。そこからホテルの宿泊券をオークションに出品することを思いついたのだという。

当然ホテルに参加してもらえるよう営業することは大変だったようだが、新宿のセンチュリーハイアット東京(現ハイアットリージェンシー東京)が参加してくれたことや、スイートルームよりも高級ホテルのワンルームのほうが空きが出やすいことなどが、高級宿泊に絞るきっかけになったのだと語る。

実はあとからわかることなのだそうだが、早くに亡くなられたお父様が生前勤められていた銀行のOBの方々が、高級ホテルに出向されているケースが少なくなく、彼らが、世話になったお父様の息子さんということで、オークションにふたつ返事で参加してくれたことも、その後の営業活動を円滑に進められた要因になっているそうだ。

2000年5月に立ち上げ、2001年2月には単月黒字化に成功。その後一度足りとも赤字転落がないのが自慢。その後、2005年8月、東京証券取引所マザーズ上場。2007年02月には、市場変更して東京証券取引所市場第一部に昇格して現在に至る。

そう言いながら自分のビジネスセンスに改めて惚れ込む森氏の姿が・・・。好きな言葉が「人間万事塞翁が馬」、人生の教訓は「経営者は運が良くなければならない」なのだそうだ。

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森 正文氏



▼自分のビジネスセンスを謳歌する・・・

森氏は語る。

 100億円を超える利益をたたき出すネット企業とは違って、当社は、爪に火を灯すようなビジネスモデルです。

 たとえばホテルから4万円の部屋を2万円で提供してもらえる場合、当社は10%の2000円をホテルからいただきます。でもそのうち400円は宿泊されたお客様にポイントバックするので実際は8%、1600円が収入。この手数料の積み重ねで人件費や家賃、広告費をなんとか賄っています。

 でも当社の強みは何と言っても在庫を持たないところなんです。例えば銀座の最高級の寿司屋は2万円寿司がおそらく売れ残っても、その日に捨てず冷蔵庫に入れて翌日のランチに出す。しかしホテルの部屋は今日買ってもらえないと明日は売れない。

 ホテルは、冷蔵庫がないまま数万円のナマモノを扱う商売。そのナマモノをその日中に販売代行してしまうのが我々なんです。



森氏の「ガハガハ」笑いながらビジネスの楽しさを話してくださるその姿勢に感銘を受けた。こういう人だから「成功」が寄ってくるんだと・・・。(レポート:土屋夏彦 '80理電)

参考:東洋経済:コラム・連載 / CEOへの道
http://www.toyokeizai.net/business/column/list/SC/8626c967ec19fd5775f55572e31947d7/


森正文(もり・まさぶみ)
1962年東京都生まれ。上智大学法学部卒業後、日本生命に入社。運用部門に所属。98年5月日本生命を退社。同年7月株式会社一休を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、会員263万人(12年3月末時点)にまで成長。
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  • Date : 2012-10-01 (Mon)
  • Category : 三水会
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