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  1. まとめwoネタ速neo

    2012-05-31 (Thu) 22:39

    ■講演テーマ:動きだした「NOTTV」~スマートフォン向け放送局~■講師:株式会社mmbi(エムエムビーアイ)取締役事業開発担当    簾内(すのうち)重和氏(1984理電)■

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三水会5月講演会「動きだした「NOTTV」」簾内重和氏

■講演テーマ:動きだした「NOTTV」~スマートフォン向け放送局~
■講師:株式会社mmbi(エムエムビーアイ)取締役事業開発担当
    簾内(すのうち)重和氏(1984理電)
■日時:2012年5月16日(水)18時30分~21時
■場所:ソフィアンズクラブにて
■参加者数:35名

◎地デジ化で生まれたNOTTV

20120516三水会 正面RIMG25815
(写真:簾内重和氏)

今回は、4月1日に開局したばかりのスマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」で事業開発という重責を担っておられる簾内(すのうち)重和氏(1984理電)を講師に、この全く新しいコンセプトで始められた放送局とは一体どんなものなのかを語っていただいた。

簾内氏は大学卒業後、理系として技術を追求するよりも事業に興味を持ち、ある意味大学での専門知識を捨てる覚悟で伊藤忠商事に入社。しかし伊藤忠では衛星放送に長く携わり、理系の知識を大いに生かして衛星放送ビジネスを発展させてこられた。そして、2011年6月にmmbiに赴任され、事業開発担当取締役として新たなメディアの一ページを作るべく日夜まい進中とのこと。

まずは、このスマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」、あるいは株式会社mmbiとはどういった会社なのかから説明が始まった。

4月1日前後には都内を中心に全国の繁華街で大規模な広告展開をした「NOTTV(ノッティーヴィー)」なので、広告などを見られた方も多いと思うが、簡単に言えば、この放送局、昨年7月23日に停波した元アナログテレビの周波数帯を再利用して電波を飛ばす、列記とした地上波のテレビ局。

そもそもは国として、これまでテレビが開局(1953年)以来約60年使ってきたVHF帯(90MHz~222MHz)を、これから発達目覚しいモバイル分野に割り当てなおし、テレビは地デジ化してさらに高い周波数帯に引越しさせた、いわゆる「地デジ化」が施行。これによって最初に割り当てられたモバイル放送局がNOTTV。象徴となっている東京スカイツリーも地デジ化で誕生したものだ。

簾内氏によれば「NOTTV(ノッティーヴィー)」は地デジ化で空いた部分の高周波部分(V-Highと呼ばれる):207.5MHz~222MHzの14.5MHz幅(33セグメント)のうちの約6MHz幅(13セグメント)を使って放送されている。このセグメントとはいわゆる携帯電話で見るワンセグ放送の1セグメントの意味になる。

2-3.利用周波数と制度整備
(図:利用周波数と制度整備 ※クリックで拡大)

33セグメント全体は株式会社mmbiの子会社である株式会社ジャパン・モバイルキャスティング(通称Jモバ)が、移動受信用地上基幹放送局提供事業者として放送設備の構築や運用を行う。つまり、Jモバが提供するサービスである「モバキャス」がBSなどのメディア名称、NOTTVがWOWOWなどのチャンネル名称、mmbiはチャンネルの運営会社名と考えてくださいと説明された。

現在、モバキャス放送にはNOTTVが利用する13セグのみしか放送されていないため、残り20セグメントは空き枠として今後新たなチャンネルが参入してくる可能性があるとのことだった。

■あくまで生放送にこだわります・・・

20120516三水会 プレゼンRIMG25866
(写真:講演中の様子)

NOTTVの概略がわかったところで、話は放送内容に移った。

まずNOTTVの放送は従来のテレビと同じ「リアルタイム放送」に加え、放送波に載せて映像コンテンツを送り受信機(スマートフォン)に蓄積後、時間や場所を選ばず視聴できる「シフトタイム放送」や、電子書籍やゲームアプリなどの「デジタルコンテンツサービス」も可能になっている。

3-2.リアルタイム型放送と蓄積型放送
(図:リアルタイム型放送と蓄積型放送 ※クリックで拡大)

画質は、フレーム数が30枚/秒(ワンセグの2倍)、画角が720×480(VGA+)とワンセグの5倍弱であり、総合するとワンセグの約10倍のクオリティを実現しているとのこと。

また、リアルタイム放送とスマートフォンの通信機能(インターネット)を連携させ、生中継を見ながらツイッターをしたり、

3-3.「リアルタイム型放送と通信の連携(ソーシャル連携)
(図:リアルタイム型放送と通信の連携(ソーシャル連携) ※クリックで拡大)

オークション番組に参加できたり、また音楽番組では、気に入った楽曲がその場でダウンロードできるなども売りの一つだと説明された。

3-4.「リアルタイム型放送と通信の連携(インタラクティブ連携)
(図:リアルタイム型放送と通信の連携(インタラクティブ連携) ※クリックで拡大)

リアルタイム放送は、今を伝える情報番組やスポーツ生中継、エンタメ番組を総合編成でお届けする「NOTTV1」と「NOTTV2」そして最新ニュースがいつでも見られる「NOTTV NEWS」の3チャンネルが同時に流れているそうだ。

4-2. 魅力的な番組・コンテンツ
(図:魅力的な番組・コンテンツ(編成表のイメージ)※クリックで拡大)

そして何と言ってもこれらのコンテンツは、電波で送られてくるため、インターネットなどの通信回線の混雑に関係なく、スムーズに受信できることが何よりも特徴となっている。そのため、各種速報や災害情報などを受信するにはもってこいのモバイルサービスとなる。ここがスマートフォン向け放送局としての意義があるとおっしゃっていた。

「どこよりも、誰よりも、早く知る」そして「新しいことに、出会える、気づける、きっかけになる」といったNOTTVならではの魅力ある番組・コンテンツを24時間(一部20時間)提供し、これがたったの月額420円と簾内氏は思うそうだが、なかなか厳しいご意見もいただくようだ。

開局から1ヶ月がたった現在、対応機種は2機種のみ、うち1機種はタブレット。さらに視聴可能範囲はまだ日本全体の50%未満にも拘らず、約24000件の加入を獲得できた。この数字は社内でもまずまずの評価がされているとのこと。今後夏モデル5機種、そして今年の冬にはさらに5機種程度増え、今年度中に約300万台のモバキャス対応スマートフォンの普及を目指しているとのことだった。

またサービスエリアも、現在(2012年)関東、東海、関西、福岡、沖縄など15都府県、全国世帯数の約60%をカバーからスタートし、3年後には約90%(ほぼ全国)がカバーできるように準備をしている。ワンセグとは違い全国何処からでも同じ放送が、それぞれの地区の電波搭からの受信で見られることになる。

さらに今後については、スマートフォンに限らず様々なデバイスのモバキャス対応展開も準備中で、例えば、モバキャスチューナー付きWi-Fiルーターが実現すれば、Wi-Fi対応のテレビやゲーム機器などでも放送が見られるようになるし、直接モバキャスチューナーをカーナビやデジタルフォトフレームなどに搭載させることも研究中とのことで、その可能性はとても期待できると感じた。

5-4. マルチデバイス展開
(図:マルチデバイス展開 ※クリックで拡大)

■厳しい質疑応答にも楽しく対応・・・

20120516三水会 質問RIMG25883
(写真:質疑応答の様子)

最後に講演に参加した方々から様々な質問があった。いくつかをご紹介すると・・・。

▼スマートフォンは電池を良く食うのでテレビ視聴には向かないのではないか?

NOTTV対応スマートフォンを充電スタンド(クレードル)に差したまま視聴していたら、充電が完了できなかったというご意見をいただきました。現在原因を調査中ですが、原因がわかり次第改善する予定です。また電池を極力食わないシステム作りも検討中です。


▼何でワンセグ放送は無料なのに、NOTTVは有料に踏み切ったのか?

放送局のビジネスモデルを「広告モデル」か「課金モデル」かということを検討した結果、スポンサーに喜ばれる番組よりも視聴者に喜ばれる番組をなにより先に考えたいという思いが強かったため、有料放送に踏み切りました。しかし、他のCSチャンネルと同様に一部CMも流れています。


▼パソコンやテレビモニターなどで見られるようにはしないのか?

研究開発中ではあるが、あくまで今回の放送免許が「移動体向け放送」免許のため、移動体(モバイル)以外の受信機に向けての放送は、今の免許のままではできません。ただし、今後はHDMI端子付のスマートフォンが発売されますので、TVとの接続は可能になります。


▼これまでモバイル放送で成功した試しがない(例えばモバホ:2004年~2009年に放送衛星を利用してサービス化されていた)が、今回その分野に再挑戦した理由は?

今回のモバキャスとモバホとの決定的な違いは、全国約2400店舗(2011年度末)あるドコモショップがスマートフォン端末の販売店として活用できるということがあります。したがい、ドコモと共にモバキャスチューナー搭載機種を普及させやすい環境にあり、すでに手ごたえを感じています。みなさまご期待ください。


世界で唯一のスマホ専用放送局としての成功事例を作りたいという意気込みを感じた講演だった。今後の展開に大いに期待したい。(まとめ:土屋夏彦 '80理電)


簾内重和氏略歴
昭和59年4月:伊藤忠商事㈱ 入社
平成2年7月:日本通信衛星㈱(現 ジェイサット㈱)出向
平成12年3月:日本デジタル放送サービス㈱(現 ㈱スカイパーフェクト・コミュニケーションズ)出向 マーケティング本部副本部長
平成14年10月:㈱データネットワークセンター 取締役 企画・カスタマーサービス担当 兼 カスタマーサービス部長
平成16年3月:㈱スポーツ・アイネットワーク 出向 取締役 営業本部長
平成17年11月:㈱ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング 出向 セールス・マーケティング本部長
平成20年5月:㈱スペースシャワーネットワーク取締役
平成23年4月:㈱mmbi取締役

リンク
NOTTV
http://www.mmbi.co.jp/
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  • Date : 2012-05-31 (Thu)
  • Category : 三水会
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  1. まとめwoネタ速neo

    2012-05-31 (Thu) 22:39

    ■講演テーマ:動きだした「NOTTV」~スマートフォン向け放送局~■講師:株式会社mmbi(エムエムビーアイ)取締役事業開発担当    簾内(すのうち)重和氏(1984理電)■

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