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特別寄稿「世界が注目する日本のアニメ」

特別寄稿「世界が注目する日本のアニメ」 NHK衛星映画劇場支配人 渡辺俊雄

渡辺俊雄氏 映画界では、昨年21年ぶりに日本映画の興行収入が外国映画を上回ったことが話題となっていますが、実は去年の興収ベスト10のうち一位の「ゲド戦記」など4本がアニメ作品でした。また近年、「デスノート」や「ALWAYS 3丁目の夕日」など多くのヒット作が漫画やアニメを原作としています。さらに、21世紀に入ってアカデミー賞に新設された長編アニメーション部門で『千と千尋の神隠し』(02)が見事オスカーを獲得するなど、今や日本の映画界を語る時アニメを欠かすことはできません。では、こういった現象はいつから起きたのでしょうか?日本映画史上初めて興収ベスト10入りしたアニメ映画は、1978年の『宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』ですが、その質の高さにもかかわらず、一部の評論家の間ではまだ「アニメは映画とは異質なもの」という意識が強く、映画の芸術性が評価されるキネマ旬報ベスト10にアニメ映画が初登場するのは1984年の『風の谷のナウシカ』まで待たねばなりませんでした。しかし、このあと宮崎アニメの快進撃が続きます。1988年、ついに『となりのトトロ』がキネマ旬報の第1位に選ばれると、『魔女の宅急便』(89)5位、『紅の豚』(92)4位、『もののけ姫』(97)2位・・・と、ベスト10の常連となります。そして興行成績でも、1979年に『銀河鉄道999』が日本一の座を獲得すると、その翌年から映画の大スクリーンに進出した『ドラえもん』を中心に、アニメ映画が映画界の稼ぎ頭となっていくのです。遅ればせながら、2002年、日本政府も『知的財産立国』を宣言、アニメソフトなどの重要性を認め、大学にもアニメに関連した学科が設けられるようになりました。今や、大人が真剣にアニメについて語るべき時なのです。(コムソフィア2007年5月12日号より)
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