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東北の秋~釜石でのボランティア活動報告

東北の秋 釜石でのボランティア活動報告
     心のケアなどソフトの支援が必要に
村尾憲治(経営'77)


□4月に「震災支援ボランティア活動記※クリックするとリンク」を投稿いただいた村尾憲治さん(77経営)から、釜石市でのボランティア活動と被災地の様子について、最近の報告をいただきました。


□9月下旬に1週間ほど岩手県釜石でボランティア活動をしてきました。
□今回はカリタスジャパン(カトリック教会社会福祉活動機関)の釜石ボランティアベースでの支援活動に参加しました。瓦礫整理は進み、避難所は仮設住宅へと変わり、6ヶ月以上たって全体の復旧は進んだ感がありますが、個々には、まだまだたくさんの課題があります。
□多くの日本人は日々の忙しい生活の中で3.11が過去の災害の一つとなって小さくなっています。ただ、時間が経ち現地現場や人々の心が変化する事によって見えてくる事もあります。日本の将来のために、
One For All All For Japan !! Remember  3.11
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▼家族でさえバラバラにされる仮設住宅

□これまでの過去3回の東北入りは、瓦礫撤去などばかりでしたが、今回は、被災者や現地支援者とゆっくり話す時間を持てたことが収穫です。岩手県釜石市は、元新日鉄の城下町で産業は、製鉄と漁業や水産加工業が中心の町です。
□現在では避難所はほとんどなくなり、被災者は、市内約50ヶ所の仮設住宅団地に、抽選順にバラバラに入居しており、そこでの生活支援、心のケアなどソフトの支援が増えてきています。
□具体的には、仮設住宅訪問で困っていることや要望事項のヒアリングや集会室などでの<カフェサロン>や炊き出しなど、直接被災した方にお会いできる機会が多く、心の通い合わせがたくさん出来ました。

13複数のボラ団体共同の炊き出し(栗林仮設)-s
(写真No.13 複数のボラ団体共同の炊き出し(栗林仮設))

▼被災者に寄り添い、気持ちを分かち合う

□彼らの困苦は、家族や家を無くしてまだ気持ちの整理がつかないままなのに、仮設団地はおおむね小規模で、かつ抽選なので近所の人と一緒に入れず、コミュニティが分断され、仮設住宅サイズや家族構成により家族でさえ、バラバラとなり、個室になるがゆえに孤独との戦いも始まります。
□高齢者の一人暮らしも多く、行政が見切れない分、地元にベースのあるNPOや長期ボランティアさん達が定期的に個別訪問し、集会室などではコミュニティサロンやイベントなども取り組み、新しい<コミュニティ形成>を支援します。現地支援者や長期ボランティアのメンバーと共に、被災者と<寄り添って気持ちを分ち合う>というとても貴重な経験ができました。
□また流れたあと海水や泥に汚れた被災者の写真洗浄と再生整理、公開(持ち主探し)という、これも地味な活動ですが、家を流され残された家族の大事な思い出を再生し戻すという意義あるお手伝い経験ができて良かったです。

2大槌 写真返却展-s
(写真No. 2大槌 写真返却展)

3大槌 膨大な写真の展示の前で-s
(写真No. 3大槌 膨大な写真の展示の前で 筆者)

▼求められる継続的な支援

□こうした事情の変化に伴い、ボランティアに参加するメンバーも多様化しており、現役の大学教授や、診療所の副院長や、教会の信者で年配の女性や、聖心女子学院高校の高校生が母親と参加とか、就職が決まった女子大生などが、南は長崎五島列島から、関西関東と広範囲なところから支援者が来ています。変わったところでは、CRASH JAPANというプロテスタント系の団体で、米国テキサスやカリフォルニア、ハワイなどから米国人、そしてフィリピンの人たちも参加し、基本的には自己経費負担で現地でのボランティア活動をしていました。
□我々は自宅に帰ればすぐに普通の生活に戻れますが、現地で被災した方たちは、いつまでこの状態(住む場所、仕事)が続くか分からない中で寒い冬を迎えます。このことを私たちは、普段の生活のなかで常に頭の片隅に残しておくべきだと思います。

8地盤沈下で水がたまり、住めなくなった街並 み 釜石-s
(写真No. 8地盤沈下で水がたまり、住めなくなった街並 み 釜石)

▼素敵な無償ボランティアの人たち

 そして何よりも良かったと思うことは、今回お世話になったカトリック釜石教会にあるカリタスジャパン釜石ボランティアベースでの継続的な支援活動の基盤がしっかりできていて、現地の被災者の心の支えになっていること、また大きな炊き出しイベントなどには、無料の炊き出しの食事提供だけでなく、専門の健康医療相談やマッサージサービス、心のケアよろず相談スタッフまでそろえてワンストップで支援、サービスを提供できていること、そしてそれらがいくつかの得意分野を持つ支援組織(NPO,NGO)のコラボで出来上がっていることなどです。
□ともすると末端までのケアや横の面の連携が不十分な自治体や社協をしっかり補う形で、NPOが機能していることが良く分かりました。
□それらの組織には長期間、継続的に支援に携わっている素敵な無償ボランティアの人たちがたくさんいて、そうした人たちに出会えたのも大きな収穫でした。

14.ONE FOR ALL  ALL FOR JAPAN 釜石教会食堂-s
(写真No. 14.ONE FOR ALL, ALL FOR  JAPAN 釜石教会食堂)

▼自分を振り返り、社会を考える機会に

□皆さんも一度、東北ボランティアへ行ってみませんか?
□日常生活を離れ、しばし被災者と寄り添い、現地支援者と同じ釜の飯を食い一緒に生活する事により、少しばかりの現地直接支援となりますし、自分のこれまでの人生を振り返り、これから先の自分や社会を考える大変いい機会を与えてくれます。時間さえ都合をつければ、費用は限られたもので活動できまし、何より現地では、末永い心の支援が喜ばれ、同期ボランンティア仲間の連帯や友情も生まれ、「充実と満足感」を持って帰京できます。(了)

注=カリタスジャパン釜石ボランティアベースの連絡先は0193-22-1165
  Crash Japanの連絡先は050-1213-1388


(写真:未だに生々しい震災跡を残す釜石・大槌の様子(村尾さん撮影))

6大槌 6ヵ月たった後もなお進まぬ復興-s
(写真6. 大槌 6ヵ月たった後もなお進まぬ復興)

10月から解体がはじまるというが、、、-s
(写真:10月から解体がはじまるというが、、、)

15今は嘘のように静かな海を見守る観音様 釜石-s
(写真15. 今は嘘のように静かな海を見守る観音様 釜石)
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