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    2011-10-02 (Sun) 17:12

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四ツ谷しんみち通りの名店「洋食エリーゼ」がとんかつ専門店に・・・

9月29日(木)、マスコミソフィア会幹事会のあとに、卒業後もたまに訪れていた、四ツ谷しんみち通りの名店「洋食エリーゼ」に、いつものことながら、懐かしのビーフ生姜焼きでも食べて帰ろうかと立ち寄った。行ってみたところ、なんか店構えが少々変だった。つい1ヶ月前に行ったときは、特に変化もなかったのに・・・。

「洋食エリーゼ」と言えば、全国の洋食屋さんのランキングでも度々一位を獲得するほどの名店だ。私が学生時代のころは、数えきれないほどお世話になった。日本の洋食屋さんらしく、ハンバーグやカレーライス、オムライス、そしてカニクリームコロッケやビーフシチューに至るまで、どれをとっても天下一品。値段もリーズナブル。中でもビーフ生姜焼きは、今で言えば牛丼の具を生姜ベースで炒めたもので、豚肉しょうが焼きは数あれど、ビーフ生姜焼きというのはなかなかお目にかかれないシロモノだった。吉野家もそのころなかったし・・・。牛肉の料理を(たしか)1976年当初、650円くらいで定食で食べられたのだから、学生にとってはたまらない一品だった。

授業の合間のランチ時や、クラブ活動のあとに、仲間とわいわい言いながらその日の思いつきで注文していたものだ。食べ盛りの時代。ビーフ生姜の肉のほうが先になくなってしまって、白いご飯だけ残ってしまったりすると、仲間から「やーい、おかずを先に食べすぎだぞ~、計画性がないんじゃないの?」なんて意地悪なことを言われたりしてたな・・・。

店内は、四人がけのテーブルが手前に幾つかあって、奥はカウンターだったと思う。学食にあるようなプラスチックのテーブルにパイプ椅子のような感じで、コカコーラのロゴ付きのベンチなんかもあったように思う。ごく普通の定食屋さん。しかし味は絶品。学生時代の1970年代ですら、食事時はいつも店先に列が出来ていた。

店先のメニューの見本が飾られているショーウインドも店の名物のひとつだった。別に蝋細工の見本を見てどれにするかを決めるわけでもないのに、あれがあると、さらに食欲が増す感じがしたものだ。

しんみち通りにはもう一つ洋食屋があった。それが「キッチンバンビ」。ここも同じようなメニューだったが、ご飯の炊き方がちょいとゆるかった。エリーゼがあまりに混雑しているときは、やむなく、バンビで済ませるのだが、定食についたご飯が、僕に言わせれば、おかゆのようだった。でも、バンビはコンソメスープが付いてくる。それでなんとか白飯の損失を補っていたが、白飯で腹を満たしていた学生時代は、やっぱり白飯のおいしいところに行ってしまっていた・・。

卒業後数年たって、エリーゼに行ったとき、店内の改築がされて、木目調のシックな出で立ちに変わっていた。もはや、学生時代の手軽な洋食屋から、おしゃれなビジネスマンが彼女とワインなんか飲むくらいのビストロ系に模様替え。でも味は全く変わらなかったし、その上、ビーフ生姜焼きからヒントを得たであろう「ビーフトマト焼き」というメニューが加わり、これが店の名物のにもなっていた。

店の歴史は詳しくは知らないが、70年代からあったわけだから、もはや40年くらいの歴史のある洋食屋さんなのだ。ここ10年くらいは竹田さんという人が店主引き継ぎ、エリーゼの味を伝えているらしい。そんな、話の尽きない、青春の1ページの洋食屋さんが、なんと、「かつれつたけだ」という名前に変わってしまっていた。名物だったショーウインドもなくなっていた。しかし、店構えや店内のレイアウトなどはそのままだった。

かつれつたけだ
(元エリーゼ、かつれつたけだ)

ここまで来たからには、エリーゼがどっかに移転してしまって、新しい若者たちがやってる店でも、まあいいかと半分あきらめの気分で、店に入った。

店内は、外から見たと同じく、ほとんど変わっていない。奥の壁には、エリーゼ時代から掛かっていたと思われる、四ツ谷周辺の1970年代と2000年代を比較する写真が飾られていた。もしかすると、エリーゼから若者が引き継いだのだろうか・・。ではエリーゼはもはや廃業してしまったのか・・・。そんなことはあるはずがない。あれほど人気で行列が出来る店を誰が廃業させるものか。

メニューは「かつれつたけだ」だけあって、揚げ物のオンパレード。ビーフ生姜焼きやハンバーグなどはない。しかし、エリーゼにもあったカツカレーがあったので、これを頼んだ。

カツカレー

待つこと約15分、出てきたカツカレーを食べて驚いた。美味しい・・・。カツのやわらかさ、いわゆる断面がミルフィーユ状になっている高級カツレツ。そして全体にまんべんなくかけられたカレーも、小麦粉とカレー粉で作ったクリーミィな洋食屋のカレーそのものだ。カレーに具もたくさん入っている。どれをとっても手抜きが全く感じられない。これはもしかして・・・。

勘定をする帰りがけに、レジの若者に聞いてみた。「ここってエリーゼがあったところだよね、いつからかつれつに変わったの?」思いがけない答え。「実は今週からなんです」「え~そうなんだ、ひよっとして、エリーゼのスタッフ?」「そうです、店主の竹田が、長年やりたかったとんかつの専門店に、今週から変わったんです、スタッフもみんなエリーゼのスタッフですよ」

お~~、エリーゼが移転したのではなく、エリーゼそのものだったんだ。だから味も絶品、店の中もほどんど変わってない。「でもビーフ生姜焼きとかはなくなっちやったんだね・・・。」スタッフによれば、フライパンを使うような「焼き物」をなくして、とんかつやメンチかつなどを中心とした「新生エリーゼ」に世代交代を果たしたということだった。

店をあとにしてから思い出した。そうだ、エリーゼの名物と言えば「メンチカツ」もあった・・・。エリーゼのメンチは、一度揚げてから、レンジかなにかで焦げ目を入れてちょっと蒸すみたいな手の込んだ調理をしていたっけ・・・。あの味は引き継がれているのだろうか・・・。次回はぜひメンチカツを注文しなければ・・・

青春の店「洋食エリーゼ」。もう40年近くも同じ形で続けて来たわけだから世代交代も必要だろう。しかし、あの青春の味は変わらぬまま店主が引き継いでくれている。「かつれつたけだ」も上智の学生の思い出の食堂になることを祈る。(文:土屋夏彦 '80理電)

【追記】
この記事に大反響! 様々な方々から驚きの声と共に、なんとエリーゼで4年務めた高橋さんという方が8月に、四ツ谷荒木町に「キッチンたか」というエリーゼを継承する洋食屋さんをオープンしたという情報を頂きました。

メニューは、「トマトのビーフ」「しょうがのビーフ」「バターのビーフ」「ポークソテー」「ポークジンジャー」(以上900円)、「ハンバーグ」(850円)、「カレーライス」(780円)、「バーグカレー」(950円)などなど・・。エリーゼのメニューが忘れられない方はこちらにも足を運ばれたらいかがでしょう。

キッチンたか
新宿区荒木町3-1
TEL 03-3356-2646
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