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特別寄稿「東映アニメーションの誕生とその後」

「東映アニメーション(元東映動画)の誕生とその後」
東映アニメーション社長 高橋 浩(1967文英)


高橋浩氏 現在世界から注目される日本のアニメーションは、「東洋のディズニー」を目指して1956年7月に誕生した?東映アニメーション(元東映動画)による日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』が嚆矢であるといっても過言ではない。その成功は、戦後のアニメーションの歴史に大きな足跡を残している。 以後?東映アニメーションは、『少年猿飛佐助』、『安寿と厨子王』、海外展開を重視した『西遊記』、『アラビアンナイト シンドバットの冒険』等の劇場アニメ、さらには1963年11月からの『狼少年ケン』によるテレビアニメへの進出にともない多くのアニメ作品を制作してきた。

1972から80年にかけては、『マジンガーZ』が作品と商品を合わせて人気となり、アニメビジネスの開花を促した。その流れに沿って制作された『キャンディ・キャンディ』、『UFOロボグレンダイザー』は、ヨーロッパを席捲した。この頃制作された劇場版『銀河鉄道999』、『宇宙戦艦ヤマト』は、爆発的に若者に受け入れられ、今に続くアニメ・ブームの魁となった。

1981年から94年にかけては、『Dr.スランプ あられちゃん』、『キン肉マン』、『北斗の拳』、『ドラゴンボール』、『聖闘士星矢』、『美少女戦士セーラームーン』が子供たちから歓迎された。特に『ドラゴンボール』、『聖闘士星矢』、『美少女戦士セーラームーン』は、テレビ放映がヨーロッパから中南米、アジアへそして1995年にはそれがアメリカへと広がった。さらに1999年には、『デジモンアドベンチャー』がアメリカで大ブレイク。多くのアニメ作品が、文化の壁を越えて今も全世界のファンを虜にしている。

現在も東映アニメーションは国内では、フジテレビ系で『ワンピース』、『ゲゲゲの鬼太郎』、テレビ朝日系で『プリキュア5』、『ビックリマン』、TBS系で『ラブ・コン』、テレビ東京系で『パワーパフガールズZ』などの新作を放映し、また、韓国ではKBSとの共同制作で『太極千字文』という新作の放映を開始した。世界の子どもたちには国境がないだけに、これらの新作と東映アニメーションが持つ豊富なライブラリーを更に世界の子どもたちに向けて送り続けたいと思っている。 今日衛星放送を始めとする多チャンネルの時代を迎え、コンテンツとしての優れたアニメの存在は日本だけでなく、全世界から求められている。(コムソフィア2007年5月12日号より)

プロフィール
昭和42年上智大学文学部・英文学科卒、全国朝日放送(現テレビ朝日)入社。同社編成部長、広報局長を経て平成10年にBS朝日に出向常務。平成14年東映アニメーション顧問を経て同年6月企画営業・版権事業・ネット配信事業担当専務。平成15年6月社長に就任。テレビ朝日在籍時、日曜洋画劇場での映画放映権の購入、時代劇・ドラマ・アニメ等の企画に従事。アニメ作品では東映アニメ作品以外でも『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』等の番組開発を行った。
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