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<!-- passive:etc --><div style="text-align:center;margin-bottom:10px;"><iframe src='//assys01.fc2.com/1382' style='width:300px;height:250px;border:none;' scrolling='no'></iframe><!-- FC2管理用 --><img src="//media.fc2.com/counter_img.php?id=1368" width="1" height="1"><!-- FC2管理用 --></div><div style="font-size:8px;">上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。<br />新しい記事を書く事で広告が消せます。</div>
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三水会 7月講演会 「暑気払い会」番外編

三水会 7月講演会 「暑気払い会」■内容:会員相互の懇親を深めるための暑気払い会■日時:2011年7月20日(水)18時30分~21時■場所:ソフィアンズクラブにて■参加者数:31名今回の三水会は暑気払い会ということで、特に講演がなかったので、これを機会に三水会の歴史について、松尾信武氏に伺いました。(松尾信武氏)▼「広報勉強会」としてスタート 1973年 上智大学OBで企業、短大等で、広報業務、マスコミ業... <table border="1" cellspacing="5" cellpadding="5" width="480"><tr><td>三水会 7月講演会 「暑気払い会」<br>■内容:会員相互の懇親を深めるための暑気払い会<br>■日時:2011年7月20日(水)18時30分~21時<br>■場所:ソフィアンズクラブにて<br>■参加者数:31名</td></tr></tbody></table><br />今回の三水会は暑気払い会ということで、特に講演がなかったので、これを機会に三水会の歴史について、松尾信武氏に伺いました。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/201109181122073d7.jpg" alt="松尾氏" border="0" width="430" height="297" /><br />(松尾信武氏)<br /><br /><span style="font-size:large;">▼「広報勉強会」としてスタート</span><br /><br /> 1973年 上智大学OBで企業、短大等で、広報業務、マスコミ業界に従事する人の「広報勉強会」としてスタ―ト。<br /><br /> 発足当時は、大学内の上智会館を使用していた関係で、新聞学科の先生にも、参加いただいた。机を並べた本当の勉強会で、二人ひと組で係を設けて、勉強会の課題を決めたり、講演者を選定したりしていた。現在は会場のスペースが狭いため、講演会形式になっているが、当時は、新聞学科の先生との連携があり、新聞学科OB中心の広報、マスコミ関係者の勉強会であったといえる。<br /><br />発足時の主なメンバーと発足当時の現職<br /><br /> 武市 英雄 ('60年文英 新聞科教授)<br /> 塚原 嘉平治('41年専新 聖心女子大学)<br />○成毛 昌雄 ('56年文新 ㈱ロッテ)<br />○久保 清一郎 ('57年文新 ㈱ヤクルト)<br /> 町田 勲  ('59年外西 ㈱文化放送)<br /> 竹村 昭次 ('60年文新 家の光協会)<br /> 松前 吉昭 ('57年文新 住友商事)<br /> 富永 秀明 ('71年経経 キャノン)<br /> 山田 裕二 ('61年経商 沖電気)<br />○松尾 信武 ('66年法法 ㈱オンワード樫山)<br /> ○は広報研究会メンバー<br /><br /><span style="font-size:large;">▼目的</span><br /><br /> 企業経営の中で「広報」の役割は「IR」も含め、重要な位置づけにある。しかし「広報」という機能が認識され、各企業に広報部門が設置されたのは、比較的最近の1975年以降である。<br /> 松尾さんによると「『広報』という部署が確立されていない時代で、会社によっては、総務やマーケティング部門の一部だったりした。 漢字も弘法?と書くところもあった。」という。<br /> 当時PR会社に頼らない企業の広報担当者は、その業務に対して手探りの状況にあった。<br /> そこで、1973年農政記者クラブに属する企業が中心となり、異業種の企業にも声をかけ、約60社の加盟による勉強会としての「広報研究会」がスタートした。<br /> 広報先進企業による事例研究をはじめ、情報提供など、その活動内容が充実していたこともあり、上記3人のメンバー○印が分科会のような形でOBを中心として勉強会を設けることで意見が一致したため。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼活動内容</span><br /><br /> 広報担当者の直面する共通の問題を解決するための情報交換、資料提供など、またマスコミ側からみた企業広報のあり方なで、「広報活動」に役立つ勉強会等を主としていた。<br /> 具体的には、会社内の「ブラック」な部分、例えば宗教上や同和等の問題による会社への脅しにどう対応するか、また、総会屋が査定の入っているような会社を狙ってくることもあったので、どのような会社が、どういう方法で狙われるか等対応策について、業種を越えて情報交換し、勉強した。今振り返ると、広報担当者の先駆者となったような人もいた。JAL、パナソニック、新日鉄等のOBが参加していた。磯浦さん、小林さんもいらして、NHKの見学会も企画した。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼「三水会」としての活動へ</span><br /><br /> 1988年 マスコミソフィア会発足に際し、「三水会」の位置付けについて種々意見があったが、「現状の活動を維持する」との結論に達し、合流することなく現在に至っている。<br /><br /> 現在の三水会は、専門家の話を聞く会で、社会問題になるようなこと、例えば、建設汚職、石油問題等々 先駆的な社会性のある問題をとりあげ、例えば、消費者問題については、日本消費者協会の長見万里野氏('63年文新)、中東問題は、東京新聞の最首公司氏、中国については、孔健氏のような方逹に講演をお願いした。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/20110918111423cb1.jpg" alt="会場の様子" border="0" width="430" height="272" /><br />(写真:会場の暑気払いの様子 左端:現在の幹事佐藤さん、右端松尾さん)<br /><br /> 三水会は年々発展深化し、現在は黒水則顯(のりあき)氏('78年文新) 佐藤光利氏('79年経営)幹事の下、卒業生等々を対象とした幅広い分野の勉強会としてユニークな活動を続けている。<br /><br /> 「最近は、以前のような勉強会ではないので、会員の名前と顔がなかなか一致しないのが、ちょっと残念。もっと広いスペースがあれば。」と発足当時の「広報勉強会」について、懐かしそうに松尾さんは語られた。(報告:山田洋子 '77外独)<br /><br />※三水会ホームページ:<a href="http://cumsophia.jp/sansuikai.html" target="_blank" title="http://cumsophia.jp/sansuikai.html">http://cumsophia.jp/sansuikai.html</a> <br /><br /> 一線を画しながらも、同じ新聞学科OBの多いマスコミソフィア会とは、協力関係にあり、CUMSOPHIAのHPの中に、三水会の講演報告のページを設け、毎月掲載しています。メンバー同士の交流も行われています。<br /><br /><hr size="1" /><br />■現在の取り組みについて、三水会幹事よりひとこと<br /><br />・ソフィアンで様々な分野の第一線で活躍されているOBOGの活躍の話をお聞きし、同時にソフィアンのネットワーク作りに 寄与できればと思っています。<br />・基本的にこの人の話、いいてみたい!という好奇心が原動力です。<br />・様々なビジネス業界、メディア、NPOなどの法人等、ソフィアンの活躍の場は内外を問わず大変広いのですがソフィアンがどこで活躍しているのかの情報自体が希薄でゲストスピーカーをお願いするソフィアン探しが大変です。<br />・お知り合いのソフィアンで「こんな活躍をしている人がいる」という情報、お寄せください。 最近はFACEBOOKが便利ですね!突然、ご連絡差し上げることもあろうかと思います。その際はよろしくお願いします。<br /><br />黒水則顯(のりあき)('78年文新)
  • Date : 2011-09-18 (Sun)
  • Category : 三水会
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ドイツ演劇事情・ドイツ文化センターについて

▼ドイツ〈ミニ〉演劇事情(ドイツ演劇関係ロゴマーク)ドイツ文化センター文化部企画を担当している小高慶子(1981年文学部独文学科卒)が、ドイツの最新の演劇事情についてお伝えします。(小高慶子さん) ここ何年にもわたり東京ではほぼ毎年、何本かのドイツからの来日演劇公演が行われて、多くの観客のみなさまの関心をひきつけています。今年も9月には東京の国際演劇祭〈フェスティバル/トーキョー〉にベルリンからフォルク... <span style="font-size:large;"> ▼ドイツ〈ミニ〉演劇事情</span><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/20110918103655aea.jpg" alt="ドイツ文化センターロゴ" border="0" width="430" height="144" /><br />(ドイツ演劇関係ロゴマーク)<br /><br />ドイツ文化センター文化部企画を担当している小高慶子(1981年文学部独文学科卒)が、ドイツの最新の演劇事情についてお伝えします。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/20110918103654c57.jpg" alt="小高氏" border="0" width="430" height="323" /><br />(小高慶子さん)<br /><br /> ここ何年にもわたり東京ではほぼ毎年、何本かのドイツからの来日演劇公演が行われて、多くの観客のみなさまの関心をひきつけています。今年も9月には東京の国際演劇祭〈フェスティバル/トーキョー〉にベルリンからフォルクスビューネが来日することになっており、期待が高まっています。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼社会的インフラとしての劇場</span><br /><br /> ドイツではその歴史的背景から、百万都市のベルリン、ハンブルク、ミュンヘンはもちろん、ある程度の規模があれば地方都市でも、警察や病院がそこにあるのと同様、いわば社会的インフラの一部として州立や市立の公共劇場があります。その数は全国で145ほど、それ以外に280の民間の劇場、140ほどのオーケストラがあり、年間延べ10万回(!)を超える演劇公演、約7千回のコンサートによって古典から前衛まで幅広いプログラムを網羅し、延べ3千5百万人に上る観客を動員しています(出典:ドイツ舞台芸術協会 Deutscher Bühnenverein)。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼ドイツ演劇システムの3つの特徴</span><br /><br /> 公共劇場は多くが〈オペラ・バレエ・演劇〉の3部門を同組織内に統括しており、年間を通じてレパートリー上演を行っています。それを支える専属のアンサンブルがあり、スタッフも常勤で雇用されているなど、近年、財政難から予算が減らされているとはいえ、東京新国立劇場でさえ専属の演劇アンサンブルを持たない日本と比べて、ドイツはまだまだはるかに恵まれている環境にあり、それが良質で多彩なドイツの劇場文化を支えています。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼連邦制と文化政策</span><br /><br /> これを支えている文化政策ですが、連邦制をとっているドイツではこれは教育分野と同様に州ごとの決定事項です。劇場規模によってその予算額は違いますが、劇場予算におけるチケット販売による自己収益率はおよそ15-30%で、それ以外は州、あるいは市から投入される予算によって賄われています。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼演劇シーンの新しい傾向</span><br /><br /> しかし一方では、こういった公共劇場システムに収まりきらないインデペンデントな演劇集団やダンスカンパニーなどが近年、独自の活動を活発に展開しており、その存在感を増しています。それらの拠点となる民間の劇場は公共劇場からは一線を画し、共同プロダクションなどの形をとって、これらの演劇集団やカンパニーの活動を支えています。いずれにしても手厚い財政支援があって、ドイツの劇場文化が成り立っているのは間違いありません。<br /><br /><span style="font-size:large;">▼ドイツ文化センターの演劇分野における取り組み</span><br /><br /> ドイツ文化センターでは、このようなドイツの最先端の演劇を紹介する催しを企画しています。リーディングによってリアルタイムでドイツ戯曲を紹介、演出家や研究者などを招いてのレクチャーやトーク、日本語字幕付きの舞台映像の紹介などのプログラムです。ドイツ文化センターのHPをご覧になって、ぜひこれから始まる秋の企画に足を運んでください。<br /><br />※ フェスティバル/トーキョー「無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部」(ルネ・ポレシュ)<br />  <a href="http://www.festival-tokyo.jp/program/CinecittaAperta/" target="_blank" title="http://www.festival-tokyo.jp/program/CinecittaAperta/">http://www.festival-tokyo.jp/program/CinecittaAperta/</a> <br /><br /><span style="font-size:large;"> ▼ドイツ文化センター Goethe-Institut Japan</span><br /><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/20110918103654686.jpg" alt="ドイツ文化センター外観" border="0" width="430" height="287" /><br />(写真 ドイツ文化センター 建物)<br /><br /> ドイツ文化センターは、ドイツ外務省の外郭団体ゲーテ・インスティトゥート(本部・ミュンヘン)の日本の出先機関で、ドイツ語とドイツ文化の海外における普及を担っています。日本では東京の他に京都、大阪に拠点がありますが、京都は今年からヴィラ・カモガワというドイツからのアーティストのレディデンシャル・プログラムを支援する拠点として生まれ変わりました。<br /><br /> 語学部ではさまざまなリクエストに応じたドイツ語講座を用意しており、図書館では最新の新聞や雑誌、図書などをそろえてドイツに関する情報を発信しています。文化部では、さまざまな文化イベントを通じてドイツ最新の文化事情を日本に伝え、日独の文化交流を促進する活動を展開しています。今後の催し物については、HPの催し物カレンダーで詳細をご覧いただけるほか、メーリングリストにご登録いただくと、定期的にニュースターの配信を受けることができます。  <br />(文:東京ドイツ文化センター文化部 企画担当 小高 慶子('81文独))<br /><br />東京ドイツ文化センター<br /><a href="http://www.goethe.de/ins/jp/tok/jaindex.htm" target="_blank" title="http://www.goethe.de/ins/jp/tok/jaindex.htm">http://www.goethe.de/ins/jp/tok/jaindex.htm</a><br /><br />大阪ドイツ文化センター<br /><a href="http://www.goethe.de/ins/jp/osa/jaindex.htm" target="_blank" title="http://www.goethe.de/ins/jp/osa/jaindex.htm">http://www.goethe.de/ins/jp/osa/jaindex.htm</a><br /><br /> ヴィラ鴨川<br /><a href="http://www.goethe.de/ins/jp/kam/jaindex.htm" target="_blank" title="http://www.goethe.de/ins/jp/kam/jaindex.htm">http://www.goethe.de/ins/jp/kam/jaindex.htm</a>
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【特別講演会】いま日本が理解すべきオープンソースムーブメントとは ~ LPI-Japan理事長・成井弦氏

テーマ:「いま日本が理解すべきオープンソースムーブメントとは」日時 :2011年9月8日 18時30分~21時(四ツ谷・ソフィアンズクラブ)講演者:Linux Professional Institute Japan(LPI-Japan)理事長・成井弦氏参加者:31名■いま日本が理解すべきオープンソースムーブメントとは9月8日(木)、マスコミソフィア会9月講演会が四ツ谷ソフィアンズクラブにて開催されました。今回の講演者は、長年IT業界で人材育成に携わり、約10... <table border="1" cellspacing="5" cellpadding="5" width="480"><tr><td>テーマ:「いま日本が理解すべきオープンソースムーブメントとは」<br />日時 :2011年9月8日 18時30分~21時(四ツ谷・ソフィアンズクラブ)<br />講演者:Linux Professional Institute Japan(LPI-Japan)理事長・成井弦氏<br />参加者:31名</td></tr></table><br /><hr>■いま日本が理解すべきオープンソースムーブメントとは<hr><br />9月8日(木)、マスコミソフィア会9月講演会が四ツ谷ソフィアンズクラブにて開催されました。今回の講演者は、長年IT業界で人材育成に携わり、約10年前から、世界で利用されているリナックスOSの技術者を養成するLinux Professional Institute Japan(LPI-Japan)の理事長を務めておられる成井弦氏。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/aDSC_0023_R.jpg" alt="naruisan1" border="0" width="430" height="288" /><br />(写真:成井氏)<br /><br />いまなぜ、リナックスOSのような「オープンソース」=「技術情報など、今までは秘密にした方がメリットが有った情報などのオープン化」が日本にとって重要なのか。世界的なオープンソースムーブメントに、日本はどう乗り切ってゆくべきかについて、余す所なく講演いただきました。<br /><br />講演の内容をダイジェストでご紹介します。<br /><hr>■インターネットはどのように始まったか・・・<hr><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/aDSC_0025_R.jpg" alt="meeting1" border="0" width="430" height="288" /><br />(写真:講演会の模様)<br /><br />成井氏が最初に取り上げたことは、インターネットの成り立ちについてでした。<br /><br />およそ今から40年前の1969年、アメリカの国防省が、旧ソ連などの諸外国から攻撃を受けても、瞬時に迂回路を探せる安全なネットワークを構築します。ここで開発されたすべてのネット技術について、国防省は知的所有権を持たず、世界に向けて「オープン化」しました。このネットワークがその後、現在のインターネットに発展し、他国も同じ規格でネットワークを構築できたため、全世界が共通のインターネットでつながる結果となりました。成井氏は、逆に、米国がオープン化しなかった場合、世界各国の規格が別々になり、現在のようなインターネットは存続しなかった事を強調されました。<br /><br />アナログテレビ放送の通信規格(NTSCやPAL)なども例に挙げ、オープン化することがいかに世界社会に大きな貢献をすると同時に利益をもたらしているかを訴えられました。<br /><br />そして話は、オープンソースのシンボルともいえる「Linux(リナックス)OS」へ。1980年代、企業コンピュータの一般的なオペレーティングシステムだったUNIX(ユニックス)と同等の使用環境を提供できるように、フィンランドのヘルシンキ大学在学中だったリーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)氏が、1991年、開発したのが「Linux(リナックス)OS」でした。調べによれば、当時商用UNIXは高価であり、UNIXを模したオープンなOSも未開発の段階だったため、トーバルズ氏がオープンな環境で公開したことで、一気にLinuxに注目が集まり、様々な企業や大学がLinuxの開発の手助けをすることになったそうです。成井氏は、オープン化したことで多くの技術者がLinuxを更によくする事に参加し、そして良くなったLinuxが再配布されるというITエコロジー(改善→配布→改善)にもなったと語っています。<br /><hr>■オープンソースが持つ貢献競争の原理<hr><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/ppt_file.jpg" alt="ppt_file" border="0" width="430" height="323" onclick="popupImage('http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/ppt_file.jpg')" /><br />(写真:Linuxの適用範囲とスケーラビリティ)※クリックで拡大<br /><br /> 現在LinuxOSが採用されている分野は、デジカメのような組み込みOSからスマートフォン、企業用サーバー、果てはいわゆるスーパーコンピュータに至るまで、幅広いスケーラビリティを持つシステムに成長しているということです。成井氏は、これは、オープンソースをより使いやすく、様々な用途に使えるようにし、そのことで便利な世の中を築いてゆく、そういった社会貢献に関わりたいという開発者の「貢献競争の原理」で成り立っている世界なのだと言います。ここで言う、貢献の競争とは大勢の技術者から無料で提供されるソフトの中で一番良いソフトのみが使用され、使用されたソフトの開発者には名誉も含めて多くのリワードがあるが故に貢献の競争原理が働くとの事でした。<br /><hr>■「Fee On Free」で利益を上げる方法<hr><br />次に、オープンソースムーブメントから派生したビジネスモデルとしてのFee On Freeに付いて成井氏はマイケルサンデル氏の「ハーバード白熱教室」を取り上げました。サンデル氏の「政治哲学」の講義は、Appleが運営する「iTunes U」という、世界約800の大学が各々の講義を公開しているサービスで無料で見ることが出来ます。公開する側の大学やサンデル氏からすると、お金のかかった貴重な講義を流す上、配信設備などの費用まで自前で持っているにも拘らず、なぜ無料で公開が出来るのか?<br /><br />つまり、iTunes Uで配信されるコースはすべてダウンロード(DL)の数でランク付けがされます。サンデル氏の講義は、長期に渡りDL数で上位に位置していました。<br />要するに貢献の競争の世界に於いてサンデル氏は上位にいた訳です。それ故にNHKが興味を持ち、「ハーバード白熱教室」として放映され、DVD化され、東大にサンデル氏を招きその模様を放送するなど、一大マイケルサンデルブームを作り出しました。これらの放映は当然の事ながらハーバード大及びマイケルサンデル氏に放映料が払われて実現しました。<br /><br />大学としても教授にしても良いコースを無料で世界に配信することにより、結果として有料のビジネスに結びつきます。また大学も教授も名誉が上がります。<br />またApple社も無料で優れたコースを配信することにより、iPod、iPhone、iPadが大量に売れます。これがFee On Freeの良い例だとの説明がありました。<br /><br />またグローバルで勝つためには、「貢献競争」に勝つつもりがなければ、そもそも、世界に出ることすらできていないのだと・・・。<br /><hr>■バザール方式と伽羅方式<hr><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/aDSC_0033_R.jpg" alt="meeting2" border="0" width="430" height="288" /><br />(写真:講演会の模様)<br /><br />成井氏は、オープンソースの価値観は「バザール方式」が前提となっていると言います。ウィキペディアによれば、バザール方式とは、「複数の参加者により創造活動が行われる場合の手法の一つであり、参加者を限定せずに参加者の独自性を尊重し階層的な組織ではなく個人が中心となったルールや命令系統の少ない方法で進める手法であり、伽藍(がらん)方式に対比される方法である」・・と書かれています。<br /><br />つまりオープンソースの発展は、各々の開発者の「独自性や自主性」に懸かっているということなのです。しかしながら、現代の日本の各企業を見回すと、「伽藍方式」を採用している企業の多いこと。言われたことをきっちり実行することが企業の発展につながるという考え方が主流なのです。しかし、その考え方も、グローバル化の波が押し寄せる昨今、変化が起きていると言います。<br /><hr>■グローバル化のための人材育成とは<hr><br /><img src="http://blog-imgs-34.fc2.com/c/u/m/cumsophia/aDSC_0037_R.jpg" alt="naruisan2" border="0" width="430" height="288" /><br />(写真:成井氏)<br /><br />世界中で日に日に強くなる「貢献での競争」に勝つためには、技術者たりとも、「独自性や自主性」を重んじ、「バザール方式」の行動形態を身に付けた人材育成が急務であると、成井氏は語ります。成井氏が現在理事長を務める「Linux Professional Institute Japan(LPI-Japan)」は、世界に出てもやってゆける、そんな技術者の育成を技術者の認定活動を通じで行なっていると感じました。<br /><br />3月11日の東日本大震災による原発事故などで、いま注目を集める自然エネルギーや、それら電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網「スマートグリッド」の実現化。ここにもオープンソースムーブメントの考え方が大きな貢献をすると言います。<br /><br />世界で起きているオープンソースムーブメントを理解すること、これが、これからの日本社会の未来を築き上げる礎になることは間違いないでしょう。そのためにも、もっとマスコミでこのオープンソースムーブメントについて取り上げられるよう、我々も更なる努力をしなければならないと感じた講演会でした。<br />(取材・文:土屋夏彦 '80理電)<br /><hr>(リンク)<br /><strong>LPI-J</strong><br /><a href="http://www.lpi.or.jp/" target="_blank" title="http://www.lpi.or.jp/">http://www.lpi.or.jp/</a><br /><strong>Linux</strong><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux" target="_blank" title="http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux">http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux</a><br /><strong>iTunes U</strong><br /><a href="http://www.apple.com/jp/education/itunes-u/" target="_blank" title="http://www.apple.com/jp/education/itunes-u/">http://www.apple.com/jp/education/itunes-u/</a><br /><strong>バザール方式</strong><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%B9%E5%BC%8F" target="_blank" title="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%B9%E5%BC%8F">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%B9%E5%BC%8F</a><br /><strong>スマートグリッド</strong><br /><a href="http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html" target="_blank" title="http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html">http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html</a>
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